看護師が社会保険に入るメリット

まず、社会保険は厚生年金と健康保険からなっている。厚生年金とは、老後に支払われるお金で、70歳未満で週20時間以上か月8万8千円以上働いている人が加入対象だ。基本的に学生は除外されるが、30時間以上働く学生は厚生年金に加入が必要である。一方、健康保険は、企業などで働く人が加入する公的医療保険制度である。これは、75歳未満で週20時間以上働くか月8万8千円以上働く人が加入できるもので、学生は除外要件がある。

この社会保険に入るということのメリットはとても大きいものである。加入することで、お金を支払わなければならないが、健康保険に払うお金は本人と企業が折半もしくは半分以上を企業側に払ってもらえるのだ。社会保険加入前に比べて本人負担が軽減される訳では無いが、国民健康保険や扶養内では支給されない給付があり、それが傷病手当金と出産手当金である。出産一時金は国民健康保険でも支給されるがこれ以上の金額が支給されるのだ。また、厚生年金に加入して保険料を納めていれば、将来受け取れる年金額は国民年金と比べて大幅にアップするのだ。

以上のことから、社会保険に加入するメリットは大きいと言えるだろう。しかし、派遣で働く看護師の人で社会保険に加入していない人は少なくない。なぜなら、社会保険加入には一定の勤務日数や時間数を満たさなければならないからである。ただし、たとえ派遣であっても要件を満たしていれば社会保険に加入することは可能だ。したがって、もし社会保険に加入していなければ、一度調べてみると良いだろう。 【看護師と社会保険についての参考URL:http://Knowledge-socialinsurance.com

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